日本人の人間性やいかに!危機感を持とう!! (2008/7/1)

 最近のニュースは非常に心が痛む。相変わらず毎日のように訳のわからない殺人事件が発生したり、偽装や詐欺事件が報じられたり、年金事務が底なし沼のように不明朗だったり、誰のために生きているのか、何のために頑張っているのか・・・希望のともし火が風前の灯のようになりつつあるように思えてならない。

  宮城・岩手内陸地震災害も被災者にお悔やみを申し上げたいが心が痛む。危機意識をもっと深めなければならない。拉致問題が解決しないのに、北朝鮮をテロ支援国家の指定をアメリカは解除しようとしているが、核兵器につながる原子炉を止めさせることも解るが、この交渉をアメリカに委ね期待せざるを得ない日本の姿勢もよくよく考えなければならない。

 援助に援助をかさねても効果が期待できない、むしろ益々逆手に取るような国に対して、日本の主権を明確に示すべきではないだろうか。
いずれにしても日本のあるべき主権国家の確立を、真剣にみんなで考えよう。

古人の求めたるところを求めよ

―ウシオ電機会長 牛尾治朗―(月刊『致知』巻頭の言葉より抜粋引用)

「大事は軽く、小事は重く」

 千利休が茶の湯の心得をまとめた「利休百首」に「点前には重きを軽く 軽きをば重く扱うあぢはいを知れ」という言葉がある。重いものを持つ時は軽いものを持つ気持ちで、軽いものを持つ時は重いものを持つ気持ちで・・・。ビジネスの世界にも通ずる大切な心がけだ。

 千玄室(裏千家家元)さんからも、もてなしをする時は「相客の選び方」が大事だと含蓄のある話をしていただいた。例えば結婚式などに出席してもただ肩書きで決められた席順はつまらないもので、主宰者が出席者の人間関係によく配慮して席を決めていただいた場合は、実に楽しく出席して良かったと言う満足感を得られます。そういう心配りが「相客に心せよ」との作法と一致する。

 また「刻限は早めに」という作法とともに、肝に銘じて実践している。些細なことのようだが、こういう小事こそ大切にしなければならない。日本興業銀行の頭取を務められた中山素平さんはよく「大事は軽く、小事は重く」とおっしゃっていた。

 大事は誰もが真剣に取り組むけれども、力が入り過ぎかえって上手く行かないこともあるから、方の力を抜いて自然体で対処するのがよい。逆に小事をつまらないことと考え、疎かにしていると、それが大事に響いてくる。この訓辞を心に刻んで欲しい。

「展望は遠く、視野は広く、考えは深く」

 財界の四天王の1人であり日経連会長として日本経済を仕切っていた桜田武さんは、常々「展望は遠く、視野は広く、考えは深く」とおっしゃっていた。この頃はこうした意識で経営に取り組む人が少ないのが残念だ。こうした貴重な訓辞も往々にして表面だけを捉えて分ったつもりになりがちだ。

 松尾芭蕉は「古人の跡を求めず 古人の求めたるところを求めよ」と説いている。日々出会う言葉も、自分の中で反芻してその真意を汲み取り、実践が肝要である。