ウィズコロナで活力創造!(2023/5/1)
いつまでも、コロナコロナで閉じこもらず、新しい風を吹かそう!互いの足の引っ張り合いを止め、「不易流行」の行動を起こそう。政治指標として、未来に希望の光を求め、新時代を築こう。活力ある社会建設のためには、みんなの理解と協力が必須の要件だ。
3月末から始まった今年の統一地方選挙も終わった。この選挙を通じても各党・各候補者共にアフターコロナの新時代を築くことを訴え、選挙戦を戦い議席も得られたことだろう。今この選挙で訴えたことを決して違うことなく、誠実に実行に取り組まれたい。「のど元過ぎれば知らんぷり」で済ますことの無いよう、責任をもって取り組んで欲しい。
選挙のたびに投票率が年々下がるのは、選挙でいくら訴えても、当選後実行の姿や形が見えないからどうせ空念仏と、有権者が見抜いて投票に行かないことも大いに原因としてはあるのだろう。
私は議会があるごとに、時々の重要な政策や、自分の公約した事案の取り組みの状況などを「県政報告」として有権者にお知らせすることを、自分の守るべき政治姿勢として取り組んできている。この3年間はコロナ感染対策もあり、対面での報告会や懇談会の機会が持てなかったので、親密感に欠けることに多少つながったかもしれないとは否めないところではあるが、その成果というか評価として、選挙の時に支持の結果が表れるのだろう。
この度の選挙においても、選挙区内では図らずもトップ当選をさせていただいた。これは日ごろに評価と私なりに受け止め、今後ともこの姿勢は続けねばと思っている。
だが、全体的にはやはり有権者の評価に値するような政治活動が、見えていないととらえられ、投票行動に結べていないのだろうとも思う。もっともっと有権者に見えて理解される活動に尽くさねばならないと、あらためて思い直すところです。
デジタル・ネット社会には、より深い倫理観を重視した判断力が必要だ。
選挙でもSNSを活用した戦略が必要と、あの手この手の情報発信がなされているのだが、きわめて一方的に自分にとって都合の良いことを流すことになるのは常だろう。それは良いのだが、やはり社会の公序良俗に反するような倫理観のない情報は規制すべきだろう。言論の自由が保障されるべきと勝手な理屈を横行させては、社会秩序は守れない。
フィリピンなど東南アジアでアジトを置いて、振り込め詐欺の犯罪グループが日本国内にも指示ルートをもって、活動していることが摘発され、逮捕される事件も教訓に、ネット社会の規範規制の強化に取り組むべきだ。
5月8日より、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが「2類」から「5類」に移行する。
過去3年余りにわたり中国の武漢を発生源として世界中に蔓延し、人々の命や社会活動を脅かせた「新柄コロナウイルス」はWHOとも連携しながら、対策を講じてきたが、一定の安定収束がみられる状況となり、感染症法上の位置づけが「2類」から、季節性インフルエンザと同様の対応とする「5類」に5月8日から移行することとなり、厳しい規制や医療費の免除対応などの扱いが緩和されることになり、医療費の自己負担もかかることになる。
マスクの着用なども自己の判断にゆだねるように規制がなくなるが、やはり公衆衛生に対する取り組みは各々の善良な判断と行動にゆだねられるところであり、公衆衛生にはお互いの良識での対応が求められるところだ。まず自己の責任を自覚しよう。
くれぐれもぶり返しのないことも祈りたい。
外国人観光客のインバウンドも中国を除き7・8割回復。国内旅行者や消費購買力もかなり回復と聞く、あとは物価の安定を!
いよいよ春のゴールデンウイークを迎えるが、新型コロナ感染症の感染拡大も収まりつつあることに合わせて、待ちに待っていた人の移動が、待ちかねたかのように活発になって、以前の活気が戻りつつあり何よりだ。やはり人々の交流があって何事も始まるのだ。
物価の安定にも国は景気対策で大型補正予算を組み、手当てを思い切って取り組まれている。落ち込みの大きい地方でもこの手当で、早く民生の回復に手当てし、地方の元気も取り戻せるようみんなで頑張りましょう。
ゴールデンウィークを気分高揚に結び楽しく取り組み、心も癒しましょう。
月刊『致知』はお休みいたします。