まだまだ気を緩めるな!コロナ対策(2021/2/1)

内閣支持率の下落をどう見たらよいのだろう?

 昨年末から第3波と呼ばれる「新型コロナウイルス」の感染拡大は、連日止まらず、国民の多くが再度の「緊急事態宣言」をとの声があったが、政府は有識者の意見を踏まえてとの慎重姿勢を崩さず、各知事からの要請も受けて、首都圏周辺名古屋圏・大阪圏・及び福岡の11県を対象として「緊急事態宣言」発令している。

 これに関しても他県の知事からもそれぞれの状況に応じ、医療施設の状況も勘案し、一般の治療も堅実に保持しながら、コロナ対応も考え医療崩壊を絶対に避けたいとの思いから、独自の警報や声明を発し、休業や時間短縮営業を要請し、拡大防止に取り組まれているところだ。

 これが対策のため、国の措置により処置費用を見てほしいとの思いは、どの地方も同じであり、むしろ財政力の弱い地方ほど国の特別措置が求められるところだろう。だから国民に寄り添って「国民のために働く」と言いながら、国会が開催され国会審議を経てとのジレンマがあったのかもしれないが、後手後手となっており、実効性が乏しく評価がなされ、また国会での審議答弁でも決断力や指導力に欠けるのではなかと評価され、内閣支持率も下がっている。

 各党の主張や評論家の多い中で、未知の重大な感染症対策に的確な実行をするのには、余程の権力を持った状況でなければ難しい問題だろう。評議に明け暮れ拡大を止められないより、まず実行の後押しと協力を、いま国を挙げて行い、収束を図らねばならない時だ。

2月の行事『節分・立春・建国記念の日・天皇誕生日』を祝おう

 さて、正月も過ぎ2月はもう春を迎える。今年は124年ぶりに暦のずれで2月2日が「節分」で(例年は2月3日)、2月3日が「立春」(例年は2月4日)となる。

 節分には豆まきや恵方巻を食べ、無病息災をお祈りする習わしがある。立春には昔は「元服」として子供から大人への決意を示す行事の習わしがあった。今は「少年式」として、大人に向かう決意を示す機会となるような行事を、中学校で取り組まれている。

 2月11日は「建国記念の日」で、世界各国では『独立記念日』などとして建国を祝う行事を国家を挙げ、お祝いしている国が殆どであるが、我が国では祝日にはしているものの、国家的行事は行われていない。

 神武天皇がご即位され建国をして以来、皇紀2681年126代にわたり天皇陛下(皇室)を中心として建国の歴史を持つのは、世界には例がなく、人間の生命の歴史を追っても先祖があって今の自分があるのだから、たとえ苦難な歴史もあろうとも、日本の国を自ら守り引き継ぐのは国民共通の願いとして、国民の誇りとして、自らの命を大切に引き継ぎ平和を守る記念の祝日としたいものです。戦前は『紀元節』としてお祝いしていた日です。

 はや令和も3年となりましたが、建国の歴史の中で国の象徴として、皇室を国民が支持し、天皇陛下のお誕生日を国の祝日としてお祝いし、例年宮中参賀も行われていますが、昨年のコロナ騒動以来、国民の宮中参賀は行われていません。

 アフターコロナでも、宮中参賀はなくなるのではないかと心配されますが、テレビやインターネットでもよいので、皇室皇族の皆さんのお姿にふれられるようにして欲しいものですね。いずれにせよ国民の休日には国旗を掲げみんなでお祝いしましょう。

コロナ感染拡大防止のため、3蜜回避で選挙運動にも変化が・・

 今年も合併などに伴い地方自治の選挙日程が各地で組まれている。愛媛県内でもいろいろあり、2月は7日投票日で今治市長選挙及び市議会議員選挙、14日投票日で西条市議会議員選挙が行われる。

 今治市長選挙では、県議会議員5期目の任期途中辞職した「徳永繁樹」さん(51)と、現職4期目を目指す「菅良二」さん(77)とが一騎打ちで戦う。市議会議員は今治も西条も、新人候補が多く出馬の予定のようだ。今治では定数30に対して39名の立候補。西条では定数の削減もあり4~5名が定数28より枠オーバーの人数が予定のようだ。

 経験のないコロナ禍を乗り越えて、身近な生活スタイル、地方自治やコミュニティ・街づくりなどの取り組みにも、大きく変化を求められることになるだろうと思われ、時代の転換に取り組む姿勢や覚悟を持っているかを有権者に訴えて、向こう4年間の政治活動への意気込みなど、生の声で訴えた選挙活動をしたいところだろう。

 しかし3蜜回避で集会などの機会が作れず、SNS画面やチラシが中心となっている今、有権者には本当の候補者の人柄などが読み取りにくく、どの候補者もどうせうまいこと言ってるだけだと懐疑的に受け止められ、投票行動に結び付きにくいだろうと思う。

 候補者の人柄や活動ぶりなどを多角的に友人と語り合うなど分析し、しっかり応援して投票に結びつけられるよう、冷静に対応し投票しましょう。

 2月は議会でも新年度予算など審議され、新しい時代に向けての方向性を見出すため、みんなで知恵を出し合って、希望を失わない社会の立て直しに取り組みます。ご意見もお聞かせください。
そして、知から合わせて前進へのご理解とご協力をお願いします。
皆々様のご健勝とご多幸をお祈りします。

※都合により2月の致知コーナーはお休み致します。