平和・平穏へリセットを!(2026.4.1)

満開の桜や新緑の息吹に包まれ、新年度のスタートです。
進入学生は学校生活に充実を!
就職・転勤で職場での存在感を!
気分も新たに整えて頑張りましょう!

 ただ、今世相は世界でも、国内でも人の命や心を軽んじるような事象が目に余る状況です。愚かな戦争で尊い人の命や心を傷つけてはなりません。インターネットの普及で手軽さや便利を追求するあまり、魂のない言語が蔓延し、傷つけあっています。命の尊さ真心の大切さを取り戻しましょう。

 アメリカトランプ政権は、世界のリーダーとの思いはあるのだろうが、最近の傲慢な姿勢は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を収めることもできず、中米のべネズエラへ自ら武力侵攻、アメリカの支配下化し、グリーンランドをアメリカの領土としようと企み、中東では、イランに対してイスラエルとともに武力侵攻を行い、ハメネイ師などの指導者を殺害し、国家体制の崩壊を狙った軍事攻撃を行っている。

 石油による世界経済秩序も大混乱を招き、世界中が困惑、平和秩序が大混乱となっている。これらトランプ政権の軍事侵攻は一方的な戦闘侵攻であり、国連の平和顕彰を全く無視する横暴だ。

 戦後80年戦争を放棄し、戦争の愚かさを自覚し、平和の尊さを貫いてきた我が国が、愚かに戦争に巻き込まれてはならない。犠牲になるのは善良な市民だということを肝に銘じて、戦争を止めさせなければならない。

西条市政の混乱を早く収束し、市民に安心感や発展への期待感に応える市政の推進を望みます。

 先の3月西条市議会で、現「高橋敏明」市長の「不信任案」を28人中24人の賛成多数で可決され、3月27日高橋市長が「失職」を決断し、50日以内に市長選挙が行われます。(自治法の定めによる)

 高橋市長は2024年11月に現職「玉井敏久」市長を破り、初当選されました。議会からの不信任案提出の原因は市長職務執行にあたり、市職員にパワハラ言動が第3者の調査でも認められたことや、災害対応策とは言え多額(26億円余)の費用を要する事業計画を議会に事前に調整もなく交付金を企業の手を借りて申請していたことなど、が不信任の要素でした。

 やはり市政執行にあたっては市の最高責任者として権限はあるが、市の職員や議会とはエンジンや両輪となってもらい安全運航し、市民要望に対し安心感や期待感に応えることが、基本であるべき姿勢として求められることです。

 新しく選ばれる市長には特に円滑な市政運用が期待されるので、肝に銘じて職務の自覚の姿勢を市民に表明し、これから明日や未来の市政に対するビジョンも示しながら、選挙戦を戦い、信任を受けられるよう期待します。

 市民有権者も自分事として強く関心をもって候補者を支持し応援監視しましょう。私は県議として西条市のためにすべきことを、選ばれた市長と一緒になって、残り1年の任期をサポートして務めてまいります。

西条ライオンズクラブ第65代会長として、メンバーと共に社会奉仕にも努めます。

 私は、昨年7月1日より、国際的社会奉仕団体である「西条ライオンズクラブ」の会長をさせていただいていますが、このクラブは結成から65年の歴史を積んできました。

 私も入会以来40年の所属となります。「共に笑顔で」をスローガンに、『希望』の持てる社会づくりに貢献を!をキーワードとして皆さんと共に活動に取り組んでいます。「社会の一隅を照らす」活動として、自分たちでできるお手伝いを基本として奉仕心の輪を拡げることに今後も務めます。

 河川敷に憩いの場を造成しようと、呼びかけ「春の菜の花」夏の「そばの花」秋は「コスモス」などの草花を育て、みんなで楽しめる場づくりにも、友好の他団体や個人の賛同者にも呼びかけて取り組みを始めました。応援と賛同をよろしくお願いします。

自らの国を信じる不動の心

月刊『致知」2026.4月号【巻頭の言葉】より引用 
高千穂神社宮司 後藤俊彦

〜米国のベネズエラ攻撃が意味するもの〜

 昭和四十八年に中東の政治に端を発して起きた石油危機の頃、 ある政治学者が「今日とはまったく質の異なる明日がくる」と言ったが、今年はその言葉が想起される年明けとなった。


 四年前に起きたロシアによるウクライナへの侵略も国際社会を揺るがす事件であり、国境を越えて隣国に侵入するロシア軍戦車部隊のテレビの映像は、現実の事件というより旧時代の戦争の記録映像を見ているようであった。しかし世界には欧米型の民主主義思想には馴染まぬ国もあり、ソビエト・ロシアという国の特異な体質からして起こり得ることではあった。

 第二次世界大戦後、現実には多くの欠陥を抱えつつも、国連を中心とした国際社会では秩序や法の支配が当然遵守すべき理念であり、やがてロシア・ウクライナ戦争も国際法にそった形で終息していくものと思われた。

 ところが、新年早々に起きた米国による南米ベネズエラへの武力攻撃とニコラス・マドゥロ大統領夫妻の拘束は、さらに衝撃的なニュースとして世界を駆け巡った。これまでもトランプ大統領は貿易の不均衡や安全保障政策で、NATO (北大西洋条約機構)や自由主義陣営から過度に利用されてきたとの不満を表明していた。今回の行動についてトランプ大統領は、米国の裏庭ともいうべき中南米からロシア・中国・イランなどの敵性国家の影響を排除する、という国家安全保障戦略の一環として説明する一方で、今後は世界一の埋蔵量を持つベネズエラの豊富な石油資源も管理していくと述べている。

 第二次トランプ政権の掲げるMAGA(米国を再び偉大な国家にする)という理念の実現のためには、国際法も過去に築いてきた自由主義陣営との友好関係も無視されるということである。政権発足の初日には地球温暖化対策の削減目標を義務づけたパリ協定から離脱し、今年一月にはパリ協定を含む六十八の国際機関や条約から離脱するとの大統領覚書に署名した。

 従って、パリ協定の目標達成のためには、世界一の二酸化炭素排出国である米国が放棄した脱炭素コストは残る国々の負担となる。米国ファーストという一方的な政治手法は今後の国際社会のあり方と国家戦略に大きな変化をもたらすが、米国自身も大きなリスクを抱えることになるであろう。

 米国はプロテスタント精神によって建国され、国民一般の市民宗教もキリスト教といってよい。その中でトランプ氏に近い福音派は聖書を重視する人々と聞く。旧約聖書の「出エジプト記」によると、モーゼはシナイ山において神(ゴッド)から十か条の訓戒(十戒)を受けたとされ、その中に「汝殺すなかれ」「汝の隣人の家を貪るなかれ」 「汝盗むなかれ」という戒めがある。今回の米国によるベネズエラへの電撃作戦は、軍事作戦として見事であり、高関税による経済外交も当面の米国の国益には利すると思われるが、長期的には国家間の分断を招き、世界は超大国による利権争奪の波乱の世の中に陥ってゆくのではないかとの不安を覚える。

〜 年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず 〜

 歴史上、治国平天下を成した偉大な国家は、周辺国が憧れ、信頼される大国としての尊厳と品格を備えていた。アジアで唯一近代化に成功し、日清・日露戦争で勝利した頃の日本にはそのような高貴さを尊ぶ気風が満ちていた。歴史上、乱世の始まりは伝統の崩壊や為政者の欲望や罪によって生じるものである。世界の人々が、それぞれが信仰する宗教の神や仏に祈ることの多くは、いずれも身の健康と日々の平安であると聞いたことがある。
 

 そういう意味で、家族国家の理想を掲げ建国された我が国は、建国以来二千年を超える歴史を保ち、初代の神武天皇から百二十六代の今上陛下に至るまで男系の血筋御子孫が現代に至るまで続いている。この事実は世界に類例のないことである。 そこには日本が有する文化や世界観の中に世界の平和と人類の繁栄に貢献できる歴史の知恵が存在していると思われる。


 いま、私どもが直面している世界の危機にあって必要なことは、自らの国を信じる不動の心と神々と人類に対する良心と誠実を失うことなく国を守りつつ、忍耐強く世界に貢献していくことである。

 人の世と同じく、季節もまた止まることなく移りゆく。高千穂神社参道の傍らに一本の梅の木がある。私が着任した五十年以上も前から既に幹の大部分は枯れ落ち、ようやく杭で支えられていた。それでも三月(弥生)の半ばになると八重の紅梅を咲かせ、参詣者の眼を楽しませている。

 私は着任の当初からこの老梅に心を惹かれ、たとえ一年でも長く生きて欲しいと念じてきたが、老梅の生命力は驚くほど強く、近年ではこの梅より私の寿命のほうが心配になってきた。この老梅には木を植えた人の深い祈りが込められていて、梅はその祈りを使命として継承することによって厳し風雪に耐え、久しき歳月を生き抜いてきたのではないかと思うようになった。

 中国の唐代の詩人が「古人復無し洛城の東 今人還対す 落花の風 年々歳々 花相似たり 歳々年々 人同じからず.」
と歌っている。

 この一本の老梅もまた、百年に近い樹齢越えて春に花を咲かせ、実を結ばせてきた。これを愛でる人は常に変わりゆく。人生は無常であるが、花も人も有限ゆえに美しい輝きを増す。ささやかなものであれ日々の平凡な暮らしの中にも他者のために祈り、人としての志を貫く大切さを思うこの頃である。