戦争のない世界平和を!(2026.7.1)

ソ連がウクライナへ軍事侵攻が未だに止まず交戦中
アメリカとイスラエルがイラクに突如戦闘攻撃を行い交戦、ペルシャ湾で石油タンカーなどの足止めによる世界のガソリン価格や石油由来の製品価格が高騰、大混乱が続いている。攻撃中止と和平の交渉も、思うように進まない。
今や DX による IT 戦術のもと、SNS と AI を駆使した情報戦が進み、 誰にも収まりが見通せない 暗黒の迷路 に入り込んでいるように思える。「平和を守れ」「戦争を止めろ」と訴えたところで、 もはやそれを止める手段すら誰にも見通せない段階に入ってしまったとも感じる。恐怖を覚えるところだ。
先の大戦の反省から我が国は戦争放棄を宣言している。自衛のためとは言え、単独で交戦力で応えることはできない。国際機関を通じて戦争をするな!と、声を大にして「戦争をするな・止めろ」と呼び掛けるべきだ。
高市政権が発足し、衆議院では安定多数与党で憲法改正の発議もできる状況になっているが、参議院では逆転状況にあるため、与野党の話し合い調整も進みにくそうだが、経済社会の安定対策や、皇室典範の改定など是非早く結論を出す、熟議の国会として欲しいものだ。
身の回りの危険回避や対策の点検をしておきましょう
さて、またこのところ地震が東日本を中心にM5以上のクラスで頻発している。世界の各地において巨大地震の被害が報道されている。西日本においても先の南海地震から80年が経過し、南海トラフ大地震の心配が日ごとに強くなります。身の回りの危険回避や対策の点検をしておきましょう。
更に、振り込み詐欺の被害も多発しています。あの手この手の手法でSNSなどを駆使して迫ってきます。NTTを語ったり、市役所を語ったり、警察までも語られる手口です。電話に出ないわけにはいかないでしょうが、身に覚えのない話は必ず誰かに相談しましょう。甘い話にも落とし穴があります。
7月は「七夕」や、各地で夜市・夏祭りや花火大会など、楽しい行事も行われると思います。家族や親しい友人などと楽しい思い出を創りましょう。
6月愛媛県議会では、防災減災対策の推進に108億8791万円、県立高校の教育環境の充実・整備や基金の積み立てに63億5447万円、地域産業の振興や医療福祉の体制強化に9億1987万円、LPガスや特別高圧電気料金の緊急支援などに7億7837万円などの補正予算も組み、社会生活の安心を維持する施策に実現に取り組むこととしています。
現在、ワールドカップサッカー大会がメキシコ・アメリカ合衆国・カナダを会場として開催され、世界中が応援の熱気に包まれています。このような盛り上がりは本当に歓迎すべきものですね。
日本代表チームは予選リーグを勝ち抜いて本戦へ進出し、6月30日(日本時間午前2時)に「ブラジル」と対戦しました。日本は先制点を挙げましたが、後半に追いつかれ、さらに終了間際に追加点を奪われ、2対1で惜しくも敗退しました。
しかし、日本代表の戦いぶりは本当に素晴らしく、すでに世界トップレベルの戦力と技術を備えていることを強く印象づけました。日本中が感動の余韻に酔いしれたことでしょう。
今回の代表メンバーの中には、愛媛県出身で最年長39歳、5度目の代表選出となった長友佑都選手、そして2度目の選出で大活躍した鎌田大地選手がおり、郷土の誇りを感じる瞬間でもありました。今後も彼らがさらに輝きを放ち、日本代表を力強く牽引してくれることを期待しています。
あさみどり
澄みわたりたる大空の
広きをおのが心ともがな
月刊『致知」2026.7月号【巻頭の言葉】より引用
高千穂神社宮司 後藤俊彦

~ 若葉に匂う 野山の風景に思う ~
若葉が萌えいづる頃になると、明治天皇のこの御製が心に浮かぶ。 神社界は四月から五月にかけて春祭のシーズンである。
私の地方では、〝降り”と言って祭礼の式典が終わると御神体(神鏡)をお載せし神輿を担いだ神幸の列が水辺近くのお旅所に行き、お神楽などを奉奏して御神慮を慰める。 高千穂神社では五ヶ瀬川河畔の於能碁呂池を神輿が三周して玉垂滝のお旅所でお神楽を奉納する。これは人々の生活に欠くことのできない水の恩恵に感謝し、その神聖さを讃え、神も人も身を清めて新しい生活を始める春の儀式といってもよい。御神幸は四時間近くに及び、私は神馬に乗ってお神輿の列をお護りするのであるが、みはるかす限り若葉に匂う清々しい野山の一年に一度だけ神が私に与風景の眺めは、与えてくださるご褒美のように思える。
春祭が終わると季節は一気に春から初夏へと向かう。梅や桜に替わって、あやめや藤など初夏の花々が咲き、新年度を迎えた人々の生活は本格化してゆく。
海沼実氏の新刊『「童謡・唱歌」でわかる日本の近現代史』(講談社刊)には、音楽を通して人間教育や美意識を身につけさせるべく努力した明治以来の人々のエピソードと、音楽の歴史が詳しく説明されている。五月二日の八十八夜から立夏の頃の唱歌に「茶摘み」や「夏は来ぬ」がある。「夏は来ぬ」の二番の歌詞は「さみだれのそそぐ山田に早乙女が裾ぬらして玉苗植うる夏は来ぬ」である。農業の近代化と農機具の発達により茶摘みや田植え風景も一変したが、昭和初期に生まれた私には馴染み深い歌詞である。
~ 我が国の文化思想の根底を支えてきたもの ~
今年は昭和から数えて百年に当たる。大東亜戦争という避け難い大戦争の敗戦により、二百万人余の軍人と、大都市への空襲や原爆の投下により夥しい死者を出しと化した我が国が、その後世界の経済大国と呼ばれるまでの復興を果たした昭和の御代は、後世特筆すべき時代として記憶されるであろう。
その復興と再生の原動力となったものこそ、建国以来の皇室を中心として歴史を紡いできた国民性にあると思う。宮中歌会始選者も務められ、去る四月二十四日に百一歳で亡くなられた歌人の岡野弘彦先生から、生涯一万首に近い御製を遺された昭和天皇が崩御になる直前までこだわりを持ち続けられたのが、「身はいかになるともいくさとどめけり ただたふれゆく 民を思ひて」であったと聞いたことがある。昭和天皇はその翌年の昭和二十一年には、松上の雪”の御題で「ふりつもる み雪にたくて色かへぬ 松ぞををしき人もかくれ」との御製を詠んでおられる。占領下の厳しく困難な時代の日々を雪の降り積もる松にたとえて国民を鼓舞される大御心が感じられる。
天皇陛下の御髪には、一般の人々とは異なる広大な気風と品格がある。 それは帝王学により、常に天地の神々に対して国家と国民の幸せを祈られる “祈りの心”によるものではなかろうか。『万葉集』や勅撰和歌集にみられるように、我が国には漢詩とは異なる和歌の伝統がある。
「力をも入れずして天地を動かし目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ 男女の中をもやはらげ たけきもののふの心をも慰むるは歌なり」と紀貫之の言葉にあるように、和歌は人々の直接的な心の表現だけではなく、自然の美と偉大さを讃え、山川草木草花にさえも心や命の存在を認識する文学である。このような心のありようを、昔の人は「大和魂」と言ったのである。
うつそみの 人にある我や 明日よりは
二上山を 弟と我が見む(『万葉集』巻二)
この歌は壬申の乱(六七二年)の後、悲劇的な死を遂げて二上山に葬られた弟の大津皇子を悼み、姉の大伯皇女が詠まれた和歌である。
当時の人々は、人は死後その魂は故里を見下す高く神聖な山に移り、人々の生活を見守るという山中他界”の信仰があった。その後仏教が伝来し、二上山の向こうに仏の世界(西方浄土があるとの信仰を抱くようになった。陶芸家のバーナード・リーチは、「すべての日本文化の根底には神道が
「ある」と言ったが、上代の自然崇拝は神道
みな
ふるさと
的世界観を通して我が国の文化思想の根底
支えてきたのである。
~ 新たな時代を いかに生き延びていくか ~
戦後の政治思想に大きな影響を与え、皇室と神道を防御された葦津珍彦氏が『近代民主主義の終末』を刊行されたのは昭和四十七年二月のことであるが、いままさにそれが世界の現実となってきた。
アメリカは勤労を尊ぶプロテスタント信仰により国家を建設し資本主義大国となったが、現在はそのプロテスタンティズム信仰が衰え、国内に貧困や格差が拡がり政治分裂も拡がってきた。米国民の一部には「NO KINGS(王様はいらない)」という人もいるが、国王と専制君主は必ずしも同一ではない。
日本を含めて英国やスウェーデン、デンマーク、オランダと、真に民主主義が安定している国は王制国家が多い。近年は中国やロシア、北朝鮮という独裁的専制主義国家が国際政治に大きな影響を持ち始めてきたが、地球全体が全体主義国家に脅かされるリスクはあってはならないことである。
世界の歴史が一つの終末を迎え、新たな時代を迎えようとする時、我が国が道を誤つことなくいかに生き延びていくか、決断の時を迎えている。


