災害予報情報に注意を!(2026.6.1)

この度気象庁が発する警報にレベル5が設定されました。
「避難情報に関するガイドライン」(内閣府(防災担当))では、住民が災害時にとるべき避難行動が直感的にわかるよう避難情報等が5段階の警戒レベルに整理されています。対象となる災害である河川氾濫、大雨、土砂災害及び高潮に関する気象警報・注意報や早期注意情報(警報級の可能性)は、下の表の通り、5段階すべての警戒レベルに対応した情報となっており、とるべき行動の判断をより一層支援できる情報体系となっています。

最近の気候変動に対応して、災害防止で自らの命を守るため、ニュースにも気を配りましょう。
令和8年5月11日告示、17日投開票で西条市長選挙執行。
(当選)越智三義 26,689 髙橋敏明 15,221
無効票 548 投票率 50.22%
先の3月定例市議会で、高橋敏明市長の「不信任決議」が28人中24人の賛成で議決され、高橋市長が失職し再出馬の決断がなされ、新人の越智三義さんとの一騎打ちの選挙となったが、「越智みつよし」さんが当選した。今回は失職による市長不在の為、当選した翌日の5月18日から、4年間の任期が始まりました。
今回の選挙は「不信任決議」という不名誉話題への対応が問われる状況で、議会と市長の執行権力への対応や在り方が問われる選挙となり、一般市民には解りにくい部分もあり、SNSやビラで抽象も溢れる選挙の側面が残る選挙となった。
「市民一丸となって、課題を話し合い、自分たちの地域はお互いの信頼と絆で協力し発展させるんだ!」という『風土を』構築しましょう。こんなに素晴らしい西条市勢の要素財産をみんなで生かし、磨き、次の世代に送れるように相互の理解と協力で取り組みましょう。
5月16・17日天皇 皇后両陛下が「全国植樹祭」のためご来県。
愛媛県での「全国植樹祭」は、昭和天皇がお越しになられてから60年ぶりの開催となりました。天候にも恵まれ、多くの県民もご来県を心から歓迎し、沿道では日の丸の小旗を振ってお迎えしました。
砥部の運動公園で開催された式典では、晴天の中多くの参加者の前で天皇陛下からのお言葉を賜り、杉やヒノキなど9品種目の「お手植え」「お手蒔き」を戴きました。前回2017年に「愛媛国体」の開会式にも両陛下のご来県がありましたが、その時は今の「上皇・上皇后殿下」でした。また次の機会は2028年に「国民文化祭」の愛媛県開催が内定していますので、是非みんなで「天皇・皇后」両陛下をお迎えしましょう。
この度のご来県に際しまして「伊曽乃神社」に『幣餞料』を賜り(県内では伊曾乃神社と大山砥神社と護国神社の3社です)5月23日に神社で奉告祭が斎行されました。 世界の誇る悠久の歴史に刻まれ守られている「皇室」を国民の誇りであり象徴として、みんなでお守りましょう。それが皆の幸せにつながる要素です。
悪の小なるを以て 之を為すこと勿れ。
善の小なるを以て 為さざること勿れ。
惟れ賢、惟れ徳、能く人を服す。
―― 三国志・蜀書(先主伝)――
月刊『致知」2026.6月号【巻頭の言葉】より引用
JFEホールディングス名誉顧問 數土文夫

~ 劉備玄徳が息子に宛てた遺書 ~
いまから約千八百年前の紀元二二三年、中国かの三国志時代における一方の英雄、蜀漢皇帝・劉備玄徳は病没しました。 『三国志』には幾千の豪傑が登場してきますが、その中にあって劉備は特に仁義に厚く誠実な人物として、まるで漢王朝が定めた国教・ 儒教の体現者のように記述されています。
一方の英雄、魏の曹操。 『孫子』の兵法に強い関心を示し、いまに残る名著『魏武帝註孫子』の編纂者としても知られています。曹操は儒教や儒者を好みませんでした。それどころか、孔子二十代目の直系子孫で評価の高かった名士・孔融を、自らの政策に楯突く者として処刑しています。 「赤壁の戦」の直前のことです。劉備と孔融は交友関係にありました。
さて、劉備は臨終に際し、後継者である十七歳の息子劉禅と未だ幼い二人の弟に一通書を遺しています。
それが表題の一文。大意は次の通りです。
「どんなに小さな悪であっても、それに手を染めてはならぬ。どんなに小さな善であっても見過ごしてはならぬ。これが賢と徳である。賢と徳、この二つが民を納得させ、服従を容認させるのだ」
続けて次のように記しています。
「汝の父は徳が薄かった。私を倣っては駄目だ。私を超えていけ」
三国志時代随一の人徳家の驚くべき遺言であり、教訓です。自らの子弟に対する最後の「躾」だったのです。
劉備は儒教的精神を大切にしていました。儒教の祖である孔子は『易経』を深く研究し、『易経』を通して多くの弟子を指導していました。劉備もまた、『易経』の中にある「積善の家に必ず余慶あり。積不善の家には必ず余殃あり」、即ち「善行を積み重ねる家には必ず子々孫々に幸福が至り、悪行を積み重ねる家には必ず子々孫々に災禍が及ぶ」という有名訓えを心中に常在させていたのではないかと察します。
劉備はもっと早く教えたかったのでしょうが、多忙、まことに多忙の中、ついに臨終になってしまったのだと思われます。
一七一〇年、江戸時代の日本で、儒学者・貝原益軒は『和俗童子訓』を著しています。『養生訓』が書かれる三年前で、益軒八十一歳の時だというから驚きです。 『和俗童子訓』は日本初の体系的初等教育書と称され、幼少期からの「躾」や「学問の基礎」の重要性を説いた全五巻で、当時ベストセラーになっています。 「躾」や「学問の基礎」は、教えるのに早過ぎることはない。早ければ早いほどよいと強調しています。
~ 幼少より小さな善を積み重ねる習慣を身につける ~
話を転じます。日本の年間訪日外国人数は二〇一五年に千九百七十四万人、二〇二五年は四千二百六十八万人だったといいます。その国内消費金額は二〇二五年で九兆四千五百億円でした。政府の次なる目標は二〇三〇年に六千万人、十五兆円だとしています。
インバウンドはいまや一大産業、一大ビジネスです。日本の魅力に治安のよさ、清潔と衛生意識の高さ、サービス、おもてなし精神の豊かさ、規律ある社会行動などが挙げられています。日本中どこへ行ってもダストボックスは簡単には見当たらない。にも拘らず、ゴミは落ちていない、散らかっていない。 外国人には不思議で異様な光景に映るようです。
しかし、これらはどれも日本人全体の小さな善意の集合がなくては叶わないことです。外国人にとって異様といえば、小学校での児童による掃除当番。これも驚きを持って見られており、最初は児童に対する虐待ではないかと勘違いする外国人もいるといいます。
日本の小学校での掃除は清潔を保つことの喜び、協力精神の大切さ、役割分担の価値、責任感を育むなど、社会教育や躾そのものです。訪日外国人が日本の魅力と感ずる構成要素を成す基盤になっているのではないでしょうか。幼少より小さな善を積み重ねる習慣、習性を身につけてゆけば、賢明で徳のある社会が形成されていきます。
小さな悪と小さな善への対処法を誤ってはいけません。これは家庭や会社の長さらには国の指導者、世界のリーダーにとって非常に重要な示唆を与えています。
「悪の小なるを以て之れを為すこと。善の小なるを以て為さざること。惟賢、惟徳、 能く人を服す」
劉備玄徳の息子たちへの遺言は、我々万人に対する教訓でもあったのです。
小さな悪と小さな善への対処法を誤ってはいけません。劉備玄徳の息子たちへの遺言は、我々万人に対する教訓でもあったのです。

