愛媛県議会議員 明比昭治 いきいき西条 元気な愛媛!! 「輝くふるさと愛媛づくり」
(元号)令和の始まり(2019/5/1)

令和天皇の御即位をお祝いし、新しい時代の風を期待する
 いよいよ「令和」の時代が始まりました。
新天皇・皇后の御即位を国民こぞってお祝いしたいと思います。
そして上皇となられた平成天皇・皇后さまにはこれまでの国民へのお心配りに心からの感謝を申し上げ、これからも皇室の弥栄を心からお祈りするものです。

 この国の象徴として、まさに拠り所となっていただき国家の平安を祈り、務めて戴いている世界に比類なきこの国を、国民としてしっかり誇りを持って守ってゆきましょう。そして、新しい時代の息吹を共に起こしましょう。

西条では5月4日多くの「だんじり」が出て、伊曽乃神社へ奉納・奉祝などの市民の自主的祝賀行事も行われます。

県会議員6期目へ、原点を忘れず頑張ります
 私は、4月7日、6度目の県議会議員選挙に当選の栄誉をいただきました。
多くの皆様のお支えをいただいて選挙も取り組め、その成果(評価)や期待が有権者の指標として得票に示されることを常に肝に銘じていなければなりません。
その心構えを原点として常に忘れず、これからも頑張ってまいります。皆様の叱咤激励も変わらず賜りますようお願いいたします。

 この選挙を通じて感じたことは、投票率の低下に示されている通り、有権者の政治離れか?無関心か?真剣に考え直さなければならないということです。

 西条でも愛媛県内平均でも投票率が40%です。そして無投票の選挙区が増えていることです。日常生活に身近な社会状況が反映され、住民の声が届けられやすい地方政治に、こんな状況でよいのだろうかと不安がよぎります。

 西条でも県議から任期途中で市長に転向された「玉井敏久」さんの空席となっている議席を埋める候補者がいないものかと、1年半ほど前から、私も色々声掛けをさせて戴いてきたのだが、手を挙げる人がなかなか出ず、選挙戦もう2カ月という段階になって新人2人が取り組まれることとなり、定員4人に5人の立候補者で選挙戦となりましたが、私は平素より日常活動で常に有権者に意見を聞いたり、政策をお示ししたりしているのだから・・という気持ちもあり、十分に有権者に政策や姿勢を示す選挙戦とはならなかったのではないかと反省させられます。政治家のなり手不足も深刻に考えさせられます。

 また、議員間での勢力闘争のようなごたごた、揚げ足取りの論争、パフォーマンスばかりが目につき報道されるものだから、有権者がしらけ状態にあることもそれぞれの政治家自身が真剣に受け止めるべきだろう。

 有権者も、日常から政治活動の監視の責任があることも公教育の場で、再考すべき必要も考えさせられます。

 みんなで政治の在り方・選挙の在り方を真剣に考えようではありませんか。
この国の民主平和社会を守るために!


 
ボックス李下に冠を正さず
       
      
月刊『致知」2019.4月号【巻頭の言葉】より引用 
福地茂雄(アサヒビール社友)
 
『僅か五年で消滅した名門企業』
 NHK会長に就任した二〇○八年一月二十四日、私は幹部役職員約二百名に二冊の本を提示しました。

 一冊は一九九八年十二月刊行の『アンダーセン発展の秘密』。もう一冊はその僅か五年後の二〇○三年十二月に刊行された『名門アーサーアンダーセン消滅の軌跡』でした。

 二〇〇七年の年の瀬も押し迫った頃、NHKの会長指名を受けた私は、向こう三年間の任期に為すべきミッションについて考えました。折から不祥事が頻発していたNHKにとっては、企業の果たすべき社会的責任としてのコンプライアンス·マインドを醸成することが最重要。そこでどんなに大きな組織でも一部の部門の不祥 祥事により消滅し得るという危機感を共有したいと考え、この二冊の本を紹介したのです。『アンダーセン発展の秘密』の著者·森田松太郎氏は、序文に次のように記しておられます。

 「1つの組織が1世紀近くにわたって存続するのも珍しいことだが、存続しながら発展を続けていくのはさらに稀有である。(中略)そもそも北欧系の移民であったアーサー·アンダーセンが一九一三年に会計事務所を創設したことからその歴史は始まった。その事務所が八五年間成長を続け、今日一一三億ドルの売上げを誇る巨大組織に育ちさらに発展を続けているのは驚異だ」

 アーサー·アンダーセンがこうした偉大な発展を成し得たのは、創業の理念である「正直さと一貫性」が時代を超えて共有されていたからに他なりません。

 しかしながらその理念は次第に薄れ、企業文化は変質し、時には顧客のために多角的なサービスを”リスクすれすれのところまで提供するようになりよした。それが予測不能な事態に主で会社を追い込んでいったのです。

 折しもアーサー·アンダーセンが会計監査を担当していたエンロン社は、業績悪化から崩壊の一途を辿っていました。アーサー·アンダーセンのオフィスでは、エンロン社の業績悪化を示す数トンに及ぶ書類がシュレッダーにかけられ、証券取引委員会の調査に必要な証拠書類が処分されていました。社員が不要な書類を処分するのはノーマルな作業であると主張したものの、エンロン社の証拠隠滅工作に荷担したと受け止められ、これが原因となって世界に八万五千人もの従業員を擁するアーサー·アンダーセンは消滅したのです。

 アーサーアンダーセンの社員は当初、この事件でいくつかのオフィスが閉鎖されても組織は存続するものと考えていました。
世界八十四か国に拠点を構える巨大な国際組織が、たった一部門の不祥事によって消滅してしまうことなど、考えも及ばなかったのです。

 
『誠実な心をいかに醸成するか』
 私はこのことを踏まえ、NHK会長在任中は法令違反はもとより、法令違反と疑わしい行為も厳に戒めてきました。過去の不祥事で下を向いていた職員が再び胸を張って歩けるように、三年間の任期中に八十か所以上の局を行脚し、直接対話を重ねてコンプライアンス·マインドの醸成に努めたのです。おかげさまで無事任期を全うし、多くの職員に惜しまれつつNHKを後にできたことを、私はいまでも誇りに思っています。

 ところが昨今は、鉄鋼、自動車、建設、化学など、一流企業による検査不正の報道が後を絶ちません。中には数年にわたる組織ぐるみの不正もあるといいますが、その間誰一人としてそのことに疑問を抱かなかったのでしょうか。あるいは気づいていても、これくらいであれば許されると考えていたのでしょうか。企業の果たすべき社会的責任が十分自覚されていないのではないかと疑わざるを得ません。加えて中央·地方を問わず、官僚のファジーな発言が多く見受けられることも気懸かりです。

 「李下に冠を正さず」という言葉があります。人から疑いをかけられるような行いは避けるべきだという先人の戒めです。私たちはここで初心に返り、一点の曇りもない純白な心で歩んで行かなければなりません。日本の未来は、一人ひとりの誠実な努力によってのみ開けていくと私は信じています。



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