愛媛県議会議員 明比昭治 いきいき西条 元気な愛媛!! 「輝くふるさと愛媛づくり」
今年も蛍が癒してくれる(2014/6/1)

「かじか」(ボランティア・アイリバー活動)の成果で、今年も蛍が!
さらに水辺に植えた「紫陽花」も心を和ませてくれる景観に育ってくれた。
 近所の仲間たちと加茂川堤防の草刈ボランティア「かじか」として、県の愛リバーにも登録し、もう10年余りを経過したが、春は桜の下に菜の花が咲き、5月の末からは蛍が毎夜半月あまり500~1000匹が乱舞し、水辺に植えた「紫陽花」も6月には、花の色を七変化させながら道行く人の心を和ませる景観となってきた。
 このような活動が拡がり、市内でも各地で「堤防の美観づくり」に、取り組まれているところがある。強制したわけではないが、このような自発的ボランティアグループが活動されていることには敬意を表したい。

 国会では「特定秘密法案」そして「集団安全保障・自衛権」の問題、さらには「憲法改正」と、永年懸案である問題に国民的議論を高めようと、安倍政権が取り組まれているが、我が国を取り巻く周辺諸国特に中国との情勢が円滑に推移していないために、仮想敵国に見立て、かえって平和が危ぶまれる方向に進むのではないかと、反対論者が声を大きくしている。
 本当は国民1人1人が責任を持って国家のあり方、平和のあり方、国民の義務と責任についての自覚を深めるべきなのだろうが、逆に国民が難しい議論として避けようとする方向にあり、平穏な議論の高まりを期待したいものだ。私の見解は「二度と戦争はしてはならない!」が原則だ。
だが、時代と社会環境の変遷に適応するため、特に国民としての自覚と責任を守り、それを守られる基本的人権のゆるぎない確立を目指す国家として、そぐわない条文文言の憲法改正は必要と思っている。

 さて、県議会議長として二か月余りを経過したが、新年度の始まり、卒業式・入学式、各種団体の総会、四国議長会・全国議長会、などなど、知事とは違った、県を代表する立場で挨拶や審議に参加させていただいているが、非常に忙しい毎日を送らせていただいている。
県民を代表するという重い立場を自覚し、目線を県民と違えないように、発言や行動に気を付けている。だが政治家としての「やりがい」には、満足をさせていただいている。
 いよいよ、初めて6月は定例議会を運営する場にこれから望ませていただくのだが、議員の活発な議論を頂き、県民の期待と負託にこたえられるように配慮を加えてゆきたい。
県内の20の自治体にも出向いて行って、合併後10年を検証し、これからの10年・20年の郷土づくりを打ち立ててゆくことに、お互いに闊達に意思疎通をさせてほしいと思い、順次訪問を実行させていただいている。双方の都合からまだ半分ほどであるが、できる限り6月中には1巡したいものだと思っている。

 さて、先月より愛媛が生産量日本一のキウイフルーツに、これまでとは違った新種のウイルス「かいよう病」が、西条市を中心として発生、その対応と対策に国・県・市・JAなど系統団体・生産者が一丸となって取り組んでいる。
産地保護のため、発病した園では樹木を全伐採の厳しい処置を協議の上、実施している。
何とか早く収束してほしいが、対策と生産者の意欲保持のための支援を今後最大の課題として取り組みたい。
幸い、国も含め皆が深い理解を示して取り組んでいただいており、ありがたい限りだ。
またこれからは梅雨の季節ともなり、集中豪雨なども心配だ。今年はエルニーニョ現象で西日本は猛暑も予測されている。

どうか平穏な日々であってほしい。
 
ボックス東京五輪は日本を変える好機
  
       
      
月刊『致知」2014.6月号より引用=イエローハット創業者 鍵山 秀三郎
 
『おもてなしの第一歩は、美しい心の人が暮らす美しい街』
 ソチ冬季五輪で活躍した選手の姿にただ頭の下がる思いがしました。
それは日本の選手に限らず、また入賞した、しないにかかわらず、この日のために永い間、刻苦精励を続けてきた姿に、等しく同じ思いを抱きました。

 日本の選手に限っていえば、スポーツの世界では高齢の域にある葛西選手、史上最年少の平野選手、取り組んだ種目や年齢の違いはあっても、“一所懸命”という美しい姿に差はなかったと思いました。明るいニュースが少ないいまの世の中にあって、世界の人々の心を明るく爽やかにしてくれた大会でした。

 世界中の注目を浴びた選手たちが、舞台に登場する日のために、何年もの間厳しい練習を積み重ねてきたことに敬意を表します。この日、偶然出場した選手は一人もおらず、皆大変な努力をした人ばかりでした。

 東京五輪を招致する主題に“おもてなし”が取り上げられました。日本が古から培ってきた文化であり、世界に誇れる伝統を主軸に据えたことはよかったと思います。
 しかし“おもてなし”という五文字には、とても深くて重い意味が込められています。
無限とも言えるほど、たくさんの意味があり、文字や言葉に表すことは簡単でも、広く行き届かせることは容易ではありません。絵を描こうとして、キャンバスの前に立って筆を持つと描くのが難しいのと同じです。
 こうしたことから言葉どおりのことが、果たしてできるのかと危惧しております。

 それは、いまの日本の姿を見ると“おもてなし”とは程遠いと思うことが多いからです。
〝おもてなし〟の第一歩は、美しい心の人が暮らす美しい街であると思います。
それなのに日本の道路にはゴミが散乱し、植栽は本来の植木が何であるのかさえ分からないほど草が生い繁っています。特に夏は草が植栽を覆い尽くして、見苦しい姿を晒している様子はご承知のとおりです。
 五輪で来日する人たちが大勢通ると思われる羽田空港と都心を結ぶ国道357号線は、見るに堪えないほど汚れた道路になり果てています。

 さらにもう一つの〝美しい心〟となりますと、〝おもてなし〟に反する人が多くなりました。こちらのほうは街を汚しているゴミ以上に、人の心を汚し不快な思いをさせています。
 限られた道中で行き交う時に、全く譲らないで自分の持ち物や体をぶつけていく人、乗物の乗り降りで、前の人を突きとばすようにして先を争う人が多くなる一方です。
 もちろんそうした人ばかりではなくて、美しい所作や〝しぐさ〟の備わった人も おられます。ただ、そのような人が少なくなっているのが事実です。
『東京五輪に向けて私たちが為すべきこと』
  6年後の東京五輪に向けて、出場を目指す選手たちは、既に厳しい練習に励んでいることでしょう。
 その人たちに私たちは大いなる期待を抱いております。
 しかし五輪は、選手の活躍に感動したり期待するだけではいけないと思います。
五輪を招致して歓喜した国民にも、選手と等しく責任があります。
 それは開催国に相応しいマナーを身につけて、招致の条件として約束した〝おもてなし〟を果たすことです。

 このようなことは、五輪の年になってから急にできることではありません。
五輪に出場する選手が、1年や2年の練習をしただけでは間に合わないのと同じで、  日本が自信をもって〝おもてなし〟の態勢を創り上げるためには、選手の練習と同じようにいまから、美しい街づくりに取り組んでいかなければ間に合わないと思います。

 こうした国を挙げての努力が、はっきりとした形になって現れてこそ、選手の人たちも自信と誇りをもって練習に打ち込むことができると確信します。
  東京五輪は〝おもてなし〟を高く掲げた日本が約束を守り、果たしたことを証明する場でもあります。
 獲得したメダルに熱狂歓喜するだけに止まらず、日本の国土をきれいにするという行いをもって、選手への応援歌にいたしましょう。


 
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