愛媛県議会議員 明比昭治 いきいき西条 元気な愛媛!! 「輝くふるさと愛媛づくり」
心も実りの秋に!(2009/10/1)
 
 

五穀豊穣・国家平安を祈ろう。

10月は出雲に神々が参集し、国家の平安が評議され祈られる。
俗世間でも国会が召集され、鳩山総理が日本の舵取りの為、所信表明もあって評議がなされる。国民が選択した民主党を中心としての政権であるが、野党となった自民党も含め、権力にこだわり、権力闘争に明け暮れし、国民不在の独断専行政府とならないことを祈りたい。
世界の中で日本の果たすべき役割も、責任の取れない大風呂敷を広げたり、これまでの同盟国に対等の立場を主張するのは良いが、自己主張に溺れないようにもしなければ却って敵愾心を持たれかねない。じっくりと取り組んで欲しい。
みんな自国の利益を守る為に頑張るのは当たり前なのだ。対立を煽ってはいけない。

景気対策にブレーキばかりかけてはならない。

政権交代したが、これ見よがしに既定の予算に手を突っ込んで、かき混ぜ、これを元に組み立てている地方の予算まで、踏みつけるのは如何なものか? 
地方での景気の落ち込みは立ち直れないほど疲弊しつつある。健全化計画を作成が求められている自治体も多数出始めた。一日も早い景気対策が生かされなければならない。
全国の自治体から政府に意見書が届いているはずだ。

秋祭りの平和運行を!

10月は各地で秋祭りが斎行される。最近地方の祭礼も賑やかになるのはよいことだが、本来の神事は何処へやら、奉納ダシばかりが注目され、観光のイベント化への傾向は再考を要する。人々の心の拠り所として氏神様を各地で守っていると思うが、これを維持する為にも奉納金が必要だ。祭礼は奉納金(お賽銭)を集める絶好の機会なのだが、ダシは見に行っても、神社へのお参りもしない人ばかりになりつつあるが、是非神社にお参りをしようではないか!貧者の1灯を携えて!鎮守の森を心の森にしよう。

 
ボックス 花嫁人形と平和  
-アサヒビール名誉顧問 中條高德(月刊『致知』10月号巻頭の言葉より抜粋引用)-

『塞がれたままの道』

  お盆の正しい呼び方は「盂蘭盆会」(うらぼんえ)という。その行事はお釈迦(しゃか)様の弟子・目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救った話に由来している。

 目連尊者は修行を重ね神通力を得て、亡き母が餓鬼道(がきどう)に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいるのを知った。母を救う道をお釈迦様に尋ねたら、
「夏の修行が終わる7月15日に僧侶を招き、多くの供物(くもつ)を捧(ささ)げて供養すれば、母を救える」
と教えられた。目連尊者がお釈迦様の教えの通りにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生が遂げられたという。それ以来、父母や先祖に報恩感謝を捧げ、供養を積む重要な日となり、我が国では「盆と正月」といわれるほど生活に溶け込み尊い行事となった。

 今年のお盆、7月13日から靖国神社の「みたままつり」が行われた。社域は数え切れないほど多くの黄色の供養提灯(ちょうちん)で埋め尽くされていた。善男善女が集まり、様々な奉納の催しが行われ、表面的には何の問題もないが如(ごと)く靖国のお盆は終わった。

 しかし、戦後の靖国の苦悩は限りなく続く。絶対的支持者たちであった生き残りの戦友たちの老齢化。社会の木鐸(ぼくたく)たる自覚を放棄したマスコミの無責任発言の繰り返し。サンフランシスコ講和条約の11条にもとづき、日本を裁いた11カ国の了解を得て全戦犯の名誉回復を国会で満票で議決し、この国には法的にA級戦犯は存在しないのに、立法府に身を置きながら軽々しく「A級戦犯」と口にするのは単なる法的無知なのか。それとも選良(せんりょう)としての自覚の不足か。

 国家のために身を捧げる行為を最高の栄誉と讃(たた)え、それを顕彰慰霊することは近代国家の良識である。それなのに国家を代表する総理が靖国神社にひるんでいるのはなぜなのか。

 せっかく小泉総理が切り拓(ひら)いた道は、その後の3代の総理がたじろいで塞(ふさ)がれたままだ。246万余の英霊たちの無念に思いを致すとたまらない。


 
『悲劇を繰り返さない国づくりのために』

 靖国神社の境内にある遊就館に「花嫁人形」がたくさん奉納されている。筆者は心が乱れると会いに行く。
  その1つ、北海道出身の佐藤武一命(みこと)の母親、ナミさんが亡き息子にせめて花嫁人形を抱かせたいとの思いで綴(つづ)った手紙を紹介しよう。
  「武一よ、貴男(あんた)は本当に偉かった。23歳の若さで家を出て征(ゆ)く時、今度逢(あ)ふ時は靖國神社へ来て下さいと雄々しく笑って征った貴男だった。どんなにきびしい苦しい戦いであっただらうか。沖縄の激戦で逝(い)ってしまった貴男……年老いたこの母には今も23才のままの貴男の面影しかありません。日本男子と産れ、妻も娶(めと)らず逝ってしまった貴男を想ふと涙新たに胸がつまります。今日ここに日本一美しい花嫁の桜子さんを貴男に捧げます。」(後略)
  この花嫁人形の傍らにナミさんが馬と熊の親子の木彫りの像を添えている。戦争が母子を切り離した切なさがひしひしと伝わってくる。平和の尊さが身にしみる。
  このような悲劇が起きない国づくりを急がねばならない。筆者は、その道は教育、躾(しつけ)しかないと思う。
  だからこそ『致知』の読者に訴えたい。この度天から降ってきた「定額給付金」を「『致知』給付金」と心得、読者の仲間を増やそうではないか。


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