愛媛県議会議員 明比昭治 いきいき西条 元気な愛媛!! 「輝くふるさと愛媛づくり」
選挙だ!祭りだ!賑やかなことになる。 (2008/10/1)
 

 9月に自民党福田総裁に突然の辞任に伴い、国政も大混乱を来たした。急遽実施された総裁選挙で麻生総裁が誕生、総理にも就任した。臨時国会を召集し、総理の所信表明演説で、堂々と国政の混乱、景気対策の補正予算の取り組みなどで民主党との対決姿勢を露わに、どちらが国民の為を考えて取り組むのか訴え、愈々衆議院を解散し、選挙で信を問う時期を迎えようとしている。

 我が第3選挙区では、この時期に至り、自民党の小野晋也代議士が、次期の選挙に不出馬を表明、早くから民主党の候補者は準備しているので対抗するには厳しい情勢もあり次の候補者選考に苦慮しているが、不戦敗としては今後も道が遠くなるので、必ず候補を早急に立てなければならない。重大な国難の時、責任を持って立ち向かう勇気と見識を持った候補者を条件に検討したい。ミーちゃんハーちゃんの国会議員を送り出すわけには行かない。選挙受けばかりを狙った議員を作っているから、今日の混乱があるともいえる。政治主導の本来の機能を果たしていないから、官僚主導となり混乱に拍車もかけているのだ。皆さんよく考えて行動しましょう。

 また、西条市では市長選挙もあり、合併後2期目の11月に選挙がある。今回は市議会議員の中からも2名の候補が立候補を表明し、現職伊藤宏太郎市長は旧西条時代を通じ、無投票が続いていたが、はじめて記名し、支持が試される選挙となる。
衆議院とあわせて、今月は選挙で賑やかな月となる。

 また、西条では10月と言えば祭りが最大の行事であり、昨年より県もバックアップして、観光振興のために新居浜祭りとあわせて、観光ブランド力の向上を目指しているが、祭りは宗教行事・観光振興はイベント化であり、バランスある取り組みが必要で、新居浜では開催日についても議論があるようだが、納得の行く調整が必要だろう。祭り後むなしいものが残らず、充実感が漂うものであって欲しい。それが本来の「平安」の祈りであろう。喧嘩や事故の無いことも祈りたい。

 
 ヒューマンパワーの時代
― ウシオ電機会長 牛尾治朗(月刊『知致』10月号巻頭の所感より抜粋引用)-

排除されていく境界

 新世紀に入り、グローバリゼーションの潮流が一層本格化してきました。その流れを猛烈に加速させているのがIT化です。 IT化によって世界市場が一体化し、フラット化が進みます。市場ではコモディティー化が進んで企業や地域、ひいては国境を隔ててきた様々な境界が無力化していきます。

 この境界の排除を、民主主義の基本として伝統的に推進してきた国がアメリカです。とりわけレース・フリー(race free:人種的偏見の排除)、ジェンダー・フリー(gender Free:性的差別の排除)、エイジ・フリー(age free:年齢的差別の排除)の三つには敏感で、選挙運動の際、候補者の発言に偏見が見られれば、必ず票が減ると言われているほどです。

 事実、今回の民主党予備選挙の候補者であったヒラリー・クリントン氏は、黒人差別的な発言で世論の反発を受けました。最終的にバラック・オバマ氏が選ばれましたが、まさにレース・フリーを象徴する結果であったと言えましょう。

  また、クリントン氏は予備選挙を振り返り、ここまで女性が支持されたことは歴史上初めてであり満足していること。同時に、今回ほど女性差別を感じたこともない、と印象深いコメントを残しています。オバマ氏に敗れたとはいえ、クリントン氏の躍進は、ジェンダー・フリーのシンボルです。

  一方の共和党は、71歳のジョン・マケイン氏を候補者に選びました。若い政治家が活躍する現在、年齢の壁を越えて候補者の座を勝ち取ったマケイン氏は、まさにエイジ・フリーの象徴と言えましょう。

  今回の予備選挙を通じて、三つの境界の排除を世界に強く印象付けたアメリカに、新しい時代の息吹を感じました。

 
縦割りの壁を越えて

 もう一つ注目すべき地域はEUです。EUは50年前に六つの国の市場を一体化して、コモン・マーケット(共通の市場)を西ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクでつくりました。

 それからさらに発展して、現在は27か国が、まずモノ、カネ、情報、そしてとうとう人まで国境を越えて自由に行き来するようになり、その結果いろいろな批判はありますが、全体としては経済が活性化して、ユーロ通貨はいまや1ユーロ=170円近くまでになりました。

 このように激変する世界の中で日本が生きるためには、EUが果敢に実験したボーダー・フリーの状況を、将来の実現すべき重要テーマとして受け取らなければなりません。 いかにグローバリゼーションに即応するか、いかにグローバリゼーションのさらに先を行って、より大きな提案をしていくか。そういう国をつくるためには、日本の中に存在する多くの縦割りの壁を乗り越えて、ヒューマン・パワーが発揮できる国にしなければなりません。

 私もメンバーの一人であった「構造変化と日本経済」専門調査会では、日本経済システムをいかに若返らせるか、人材・資金・情報が国内外に自由でダイナミックに移動できる、横に動く必要があるという提言をしました。

  グローバリゼーションにスピーディーに対応しなければ、日本は取り残され、人口減少、低成長の日本経済は惨憺たるものになります。いま、グローバリゼーションに対応する数々の改革にチャレンジすることこそ、日本の重要な指針です。

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